夏の終わりに、有機水出し玉露
column | KOTOSHINA

夏の終わりに、有機水出し玉露

Aug 15, 2025

—— KOTOSHINAの「有機水出し玉露」で、心ほどけるひとときを

夕暮れの光に、秋の気配がすこしずつにじみはじめる頃。
昼間の暑さはまだ残るものの、ふとした風に、季節のうつろいを感じる晩夏。
そんなときこそ、体と心を静かに整える一杯のお茶が、そっと寄り添ってくれます。

KOTOSHINAの「有機水出し玉露」は、まさにそんな時季にふさわしいお茶です。
口に含むと、角のないやさしい甘みと、奥行きのある旨みが広がり、
まるで空気が澄んでいくように、気持ちがほどけていく感覚。
暑さに疲れた心と体に、しみわたるような、静かな涼を届けてくれます。


有機栽培の玉露を、水出しでゆっくりと

このお茶に使われているのは、京都・宇治で有機栽培により育てられた玉露。
農薬や化学肥料に頼らず、土や気候、植物の営みに寄り添いながら育まれた茶葉は、自然の力を尊重して時間をかけて育てられ、そのひとしずくまでもが、やさしさと奥深さを湛えています。

玉露は、摘み取る前に茶畑を覆い、光を遮って育てることで、旨み成分(テアニン)をたっぷりと蓄えた特別なお茶。
それを水出し専用に仕立てることで、渋みや苦味をおさえ、繊細な甘みとまろやかさだけを引き出すことができました。


KOTOSHINAは、肌・からだ・こころを整える、ホリスティックな美しさ大切にしています。
この水出し玉露も、特別な日に用意するのではなく、いつもの毎日の中に、そっと差し込んでいただきたいお茶です。

たとえば、朝の始まりに。
昼下がりのひと息に。
たっぷりの氷とともにグラスに注ぎ、光を通すその色までも、ひとつの癒しになります。

BALonlineでは、自然と調和し、静かに暮らす美意識に共感し、KOTOSHINAの茶葉をセレクトしました。ていねいに淹れた一杯を味わうことで、自分自身の呼吸が深くなる。
そんなささやかな行為の中にこそ、心をゆたかにしてくれるものがあると、私たちは信じています。


(編集部記)

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